最近では、ファンドという言葉はメディアを通して頻繁に耳にしますが、その実態はわかりづらいものがあります。
ファンドは、目的に応じて様々な形態がとられており、ファンド組織を総称して「ヴィークル」と呼んだりもします。ちなみに「ヴィークル」は「器」という意味です。
この「ヴィークル」を使い「SPV」とも表現されます。「SPV」とは「Special Purpose Vehicle」の略で、ファンドは、特別な目的(投資家資金を運用する)のためだけに設立される組織です。
また平成19年に証券取引法を改正して施行された金融商品取引法では、このファンドの持分のことを「集団投資スキーム持分」と規定されています。
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